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今年もいよいよ寒くなって来た。
この4連休は「過去最強クラスの寒波到来」予報なので外活動は自粛してコタツでダラダラする予定だったのだが....
1日で飽きた。
連休最後の日曜日、お昼すぎに出走する。
気温は8℃。
長袖サイクルジャージの下にヒートテックを着込んでいるがそれでも寒い。
やっぱりコタツでダラダラしとけばよかったと思うもすでに遅し。
頑張って漕いで体の中から温まるしかない。
今回は上田の城山をちょっぴり上って上山田温泉でお茶して帰ってくる計画だ。
8月の姨捨ひまわり以来、久しぶりに千曲川サイクリングロードを南下する。
寒さのせいか、すれ違う(或いは追い抜かれる)自転車乗りはゼロ。
まぁ、いい季節(春とか)でもすれ違うのは数台だから大差ないかもしれないが。
そうこうしてる内に上田坂城バイパスの半城トンネルが見えてきた。
半城トンネル手前からCRをアウトして城山を上っていく。
登り始めは10%前後なので調子に乗って漕いでると途中から20%近い急登が続き力尽きる。
奇岩で有名な半過岩鼻の上にある千曲公園に行く予定だったのだけど、ダートだったので断念する。
グラベルロードだったら無問題なのだけど世の中そう上手くはいかない。
さて、「道と川の駅 おとぎの里」 をパトロールして(くるっと一周するだけです)Uターンする。
往路は気にならなかった(と言うかアシストしてくれた)北風が疲労した体の体温を奪う。
上山田温泉のカフェ CLOUD CUCKOO LAND に到着した時、すでに15:00を回っていた。
古い木造住宅をリノベしたなかなか素敵なカフェだ。
チャイのケーキセットを発注する。
チャイってシナモンなどのスパイスが効いた甘さたっぷりのミルクティーのイメージだったのだけど、登場したのはティーポットに入ったストレートティーとホットミルクとスティックシュガーだ。
いろいろ組み合わせて楽しめるじゃないか(喉が渇いてたので楽しむ間もなくゴクゴク飲んじゃったのだけど)。
聞こえるか聞こえないか程度の小音量のBGMは60年代ブリティッシュ・ビートだ。
と思ったら今度は T-Rexの Get It On だ。
ちょっと気になってきたので CLOUD CUCKOO LAND でググってみると、”Cafe for Work and Reading” だって。
”仕事や勉強に集中できるワークスペース「まちの書斎」と、読書やお茶の時間にゆっくりくつろげるラウンジスペース” らしい。
なるほど。
ゆっくりしたい所だが暗くなる前に帰着したいので早々に帰路につく。
日の入りは16:33だが16:00すぎに太陽は里山に沈んでしまった。
気温は6℃。
秋は終わってしまった。
長野市周辺の千曲川流域は四方を山に囲まれた盆地だ。
善光寺平と言われる。
自転車で山を上るのはつらいので大抵は千曲川の周辺をウロウロしている。
だけどいつも同じ所を走ってると飽きてくる。
たまに魔が差して「山でも上ってみるか...」なんてことになる。
今回は長野市最南部の大岡地区にあるカフェテラス モモに行ってみた。
聖山(1447m)の中腹にあるカフェだ。
いつもの犀川北上ではなく長野市道四ッ屋今井線を南下して篠ノ井の先から県道70号で上って行く。
気温は24℃。
黄金に輝くススキは秋を感じるのだけど、太陽に照らされて激坂を上っていくと汗が吹き出す。
最近お気に入りの大岡温泉を通過して大岡アルプス展望公園を目指す。
天気が良ければ北アルプスが一望できるらしい。
これまで車で2回来たのだけど未だに拝めない。
今回が3度目の挑戦だ。
展望公園に到着し、展望台に続く山道を自転車を押して上っていく。
雲一つない快晴とはいかないが、なかなか良い天気だ。
設置されているパノラマ看板によると常念岳から白馬岳までが見えるようだが、山頂が雲に隠れていまいち判別が難しい。
北アルプスを堪能したので展望公園内にあるカフェテラス モモに行ってみる。
ここは自家栽培の穀物や野菜を使った食事や天然酵母パンを楽しむことができるカフェだ。
8月に訪れた時はお客さんが誰もいなくて大丈夫かなぁ.....
と思ったのだけど今日は大賑わいでテラス席を含めてテーブルが空いてない。
と思ったら窓際の一人席がぽつんと空いていた。
ベジバーガー(雑穀ハンバーグやかぼちゃのフライをはさんだベジタブルバーガー)も魅力的だが隣のおじさんのピザが妙に美味しそうなので「自家製トマトソースのマルゲリータ」を発注する。
窓の外の山並みを眺めながらピザと珈琲を頂いて優雅な時間を過ごす。
さて、夕方から曇ってきて気温が下がる予報なのであまり長いしないで帰路につく。
そういえば、展望台で話をした御婦人から得た情報によると、ダリア園がちょうど見頃で素晴らしいらしい。
「ちょうど見頃」という言葉に弱いので寄ってみる。
確かに見頃で素晴らしい。
規模も予想以上に大きい。
園長さんと色々とお話させて頂いた。
一昨年から始めて昨年は一畝だったものが今年は200種、600株以上になったそうだ。
今朝はダリアと雲海と北アルプスのコラボが素晴らしかったらしい。
思いのほか長いしてしまい、肌寒くなってきたので撤退する。
気温は10℃だ。
ウィンドブレーカを着て山を下る。
秋は突然やってくる。
日中はエアコン入れてたのに夕方には窓開けて夜は寒くて掛け布団を出した。
こうなってくると5:00スタートの早朝ライドは終了だ。
午前中ごろごろしてお昼ごろから出かける本来のスタイルに戻ってしまう。
この日は8時すぎに起きて11時頃にスタートする。
いつもの犀川・千曲川北上コースだ。
気温は25℃で快晴。
夏が終わっちゃったのは寂しいけどやっぱり涼しいくて気持ちいい。
須坂のぶどうは最盛期、千曲川河川敷のリンゴも色づき始めた。
久しぶりに中野の美里食堂に行ってみるがまさかの”本日休業”。
まぁ、こう言うこともある。
すでにラーメン炒飯の口になってるので近くの中華を探して4kmほど先の喜楽亭に行ってみる。
なんだか店内は暗く雑然としてるが営業中の看板が出てるので入店する。
なんかアウェイな雰囲気が漂ってる。
お客さんで賑わっているのだが、全員がジョッキを傾けてる。
まじか。
ワンオペの店主は入店に気づいていない。
しばらくすると近くのおじさんが店主に声をかけてくれる。
「〇〇ちゃん、お客さんだよ」
アウェイじゃないかも知れない。
一つだけ空いてる小上がりに着くと店主が水を持ってきてくれる。
すかさず「ラーメン炒飯セット」をオーダーする。
こういう場合、スピードが命だ。
このタイミングを逃すと今度はいつ注文を取ってくれるかわからなくなるのだ。
テーブル席が2卓、小上りが4卓あるが満席で全員知り合いのようだ。
みんなでテレビ番組「開運!なんでも鑑定団」を見て、あれは偽物、これは本物と楽しんでる。
そして全員ジョッキをグイグイ傾けている。
チャリじゃなければ一緒に混ざりたいところだ。
そうこうしているうちにラーメン炒飯が配膳される。
「遅くなっちゃってすいませ〜ん」
「いえいえ、ぜんぜん大丈夫ですよー」
どうせ遅くなるだろうと覚悟していたのでかえって早く感じたほどだ。
ラーメンスープを啜ってみる。
旨い。
よくある業務用醤油ラーメンスープの味ではない。
炒飯はしっとり系で塩加減も丁度よい。
これで¥750-ってコスパよくないか?
まぁ、店の雰囲気に馴染めるかが問題かもしれない。
一組のお客さんが帰って入れ替わりに入ってきたおじさんはやっぱり瓶ビールを発注してる。
パラダイスだ。
うちの近所にこんな町中華がほしい。
補給完了後、時間的に余裕があるので国道292の西側の旧道を古牧橋まで進み左岸に渡って帰路に着く。
無事に帰着してシャワーを浴びたあと、まだ日は高いのだけど麦ジュースを頂いた。
早朝ライドの補給として色々なお店にお世話になっているわけだが、すき家、松屋、デニーズ、ココス、スタバなどチェーン店が多い。
個人経営店は長野駅周辺でモーニング・サービスを行っているカフェがあるが数は少ない。
それ程集客が見込めない早朝営業は個人経営では難しいのかもしれない。
それでは早朝営業のチェーン店は行き尽くしたのか。
ひとつ忘れていたお店があった。
「モーニングが美味しいチェーン店ランキング」でネット検索すると必ず上位にランクされるコメダ珈琲だ。
長野市内のコメダ珈琲は中心部に近く自転車だと行きづらいこともあるが、何と言ってもモーニングの王者なので無意識に避けていたのかもしれない。
「今日の補給はコメダ珈琲」と決めてスタートしたのだけど、タイトルと通り急遽、「元町珈琲」に作戦変更となった。
先ずは5時すぎにスタートし犀川から千曲川右岸を北上する。
コメダ珈琲のオープン7時ちょうどに入店したいので中野まで行かずに小布施橋を渡って左岸で戻ってくる。
なんか目的が早朝ライドじゃなくて補給に変わってる気がするが気にしない。
左岸の堤防工事は相変わらず進んでる気配がない。
このまま台風シーズンに突入して4年前の様な最強クラス台風が襲ったらどうすんの....と考えるとゾッとする。
村山橋から国道406号に入り最短でコメダ珈琲を目指す。
国道406号は片側2車線の幹線道路で交通量が多く昼間なら自転車で走りたくないが、日曜の早朝なので車も少なく快適だ。
左車線を走ってると東和田で道なりに国道117号に逸れてしまう。
リカバリーすべく406号に戻ったのだがそこで「元町珈琲」の巨大な看板を目にする。
店内は明かりが点いていて営業しているようだ。
「元町珈琲ってなんだっけ??」
完全にノーマークだった。
というか「元町珈琲」の存在を知らなかった。
これってチェーン店? 元町って何処の元町?
さっそくネットで検索してみる。
悪くなさそうなので、いや良さそうなのでコメダ珈琲はパスして元町珈琲に変更する。
系列的にはコメダ珈琲、星乃珈琲、むさしの森珈琲って感じだ。
まだ7時すぎなのに結構お客さん入ってる。
円熟の老夫婦と中高生を含んだファミリーに人気があるようだ。
元町ブレンドとモーニングセットプレミアムを発注する。
トーストが通常サイズより小さいのが??だが、バランス的にはGoodだ。
サラダとベーコンも美味しい。
接客とかゆったりした雰囲気とか考えるとコスパは悪くない。
8時近くになったが交通量はまだ少なかったので国道117号を使って最短で帰還。
真夏の早朝ライドも後半戦となり、最近は夏の疲れからか早起きがちょっと辛い。
梅雨明けの1年ぶりの早朝ライドでは夜明け前でまだ薄暗く車がほとんどいない道路は新鮮だった。
川面に映る日の出前の光景は神々しくさえあった。
しかし慣れとは怖いものだ。
最近ではルーティーン化しいつもの景色になってしまった。
この日(8/27)は4:30に目覚ましかけたのだけど、すぐには起きられずダラダラして結局5時すぎのスタートとなってしまった。
日の出は5:14なのだけど里山に隠れて朝日はまだ見えない。
落合橋から眺める千曲川に映る光景はいつもの景色なのだけどやっぱりきれいだ。
7時前に中野の街に到着する。
GoogleMapに載っていない隠れ朝食店を探してウロウロするのだけどやっぱり見つからない。
中野で朝食がとれるお店はすき家とココス以外にないのか。
しょうがないのでUターンして長野市のやよい軒 長野稲里店に行ってみる。
入り口の食券機で「しゃけの塩焼き朝食+もち麦ごはん」を発注する。
まだ8時半だというのに店内は老夫婦と子供連れのファミリーで結構賑わっている。
すき家とかゆで太郎で見られた出勤前のガテン系(死語?)男子はいない。
そうか、日曜日だった。
やよい軒といえば、ご飯おかわり自由でだし茶漬けにして刻みごま白菜漬をトッピングして頂くのが慣例である。
慣例通り美味しくいただきました。